STYLE-E、翔太、田村和宏

グルクンダイバー

2012年12月16日 19:03

私はこう見えて「世界のプロレス」世代なので、アメリカンプロレスは好きなんですよね。

その頃だとまだロード・ウォリアーズがAWAタッグのチャンピオンだったり、エリック一家とフリーバーズの抗争とか、まだ見ぬ強豪ミッシング・リンクとか、エイドリアン・ストリートとか。まだジェリー・ローラーが現役だったり、「テキサス州ダラス・フォートワース」とか無駄に地名を記憶したり、「日米レスリングサミット」に興奮したり。もちろん今も、見れる機会は少ないけど見れるときは食い入るように見てます。

で、昨日の翔太戦。彼はもちろん対戦経験はありますが、いわゆる「USAスタイル」を自称するようになってからは初めてだったんです。ならば、せっかくだから僕も僕の思う「USAスタイル」でやってみようかなと。
まあ結局最期は予想以上に粘られたんでいつも通りズドーン!てやっちゃいましたが。

でもめっちゃくちゃ楽しかったですねえ。もしかしたら、フリーになってから一番試合を楽しんだかも。



STYLE-Eは昨日が最後の大会でした。

僕らも、8月に似たような経験をしています。
ただ、あれから約4ヶ月経って思うのは、終わったからといってゼロにはならない、ということ。
僕はお蔭様でこうしてオファーをいただいたり、売り込んだりしていろんな場所で、シチュエーションで試合をさせていただいています。それは、所属の時よりも比較的沢山の場所で。
もちろん「所属」という後ろ盾をなくしてしまって安定はないのですが、自由になったからこそ、いろんな経験が出来ている。ものすごく、プラス思考にもなりました。

だから、田村君も、翔太も、そしてSTYLE-Eを応援していた皆さんも、これからの無限の可能性に期待していいと思います。

終わってしまうのは、もちろん悲しい。悲しいけど、これからのワクワクはその悲しさを補って余りあるものになるかもしれない。
それに昨日も言いましたが、名も無きレスラーたちがSTYLE-Eという場所で試合して、200人超のお客さんを集める力をつけたのは紛れも無い事実だし。その部分でわずかながらでも力になれていたら、こんなに嬉しいことはないし。




おわりは、はじまり。
田村和宏、翔太、それにSTYLE-Eに関わった全ての皆さんには僕はすっごく期待しています。
彼らがまたなにかやるのであれば、僕でよければ全面的に協力します!




昨日は飛行機の時間の都合で最後までいられませんでしたが、フィナーレも、ものすごくいい雰囲気だったみたいですね。
僕は、いいプロレス興行の定義として「帰り道に余韻で語れる、寝る前に思い返してニヤリとする」というのがあると思っています。



少なくとも!




僕は昨日の就寝時思い返してニヤニヤしてました。











楽しかったです!